君が世界だと気付いた日

忘れっぽい自分の為の備忘録

親愛なる、美しき僕らのファンキー⭐︎ミュージック様へ



ファンキー⭐︎ミュージック

 

 約1ヶ月間練習してた曲。セトリ入りを期待してた曲。あわよくば開幕1曲目だと嬉しいなあと思ってた曲。何故ここまでこの曲にのめり込んでいるのかハマっているのか正直自分でもあまりよくわかっていません。ただこの曲の全てが私の感性にぶっ刺さっており、歌詞メロディー踊りどれをとっても本当に大好きです。あまりにも良すぎて本当にこれミッチーさんが作詞作曲したんですか?と疑うレベルまでくることもしばしば。

 FC入って初めてのライブがゆくくる2020のくるミッチーで、この時も1曲目がこの曲だったのですが、当時の私はなんとこの曲未履修だったのです...。聴いたことあるかもしれないなぁくらいにしか感じてなかった記憶があります。くるミッチー後にこの曲にハマってサブスクには入ってなかったからiTunesで『美しき僕らの世界』の中からこの曲だけを課金して只管聴く日々を過ごしてました。

 時は少し流れ「SOUL TRAVELAR2021」の開催。近隣のみ参加出来れば充分だと思い数公演のみチケットを確保。参加する度にずるずると沼に、いや、泉に引き摺り込まれる自分を自分自身で笑いながら、そして一種のノリのように思いながら参加していたなあと遠い目をしながら思い返す今日この頃です。(あえて泉と言い直しました。あえて浸かるではなく引き摺り込まれると言いました。)数公演のみのはずが結果的には9公演参加したのはもはやネタです。ワンマンスケジュールと照らし合わせて見ると一目瞭然、後半にかけてそれはもうずぶずぶと引き摺り込まれてます。ちょろいぞわたし。この時、後半戦で一箇所だけ行かなかった公演があります。そうそれは福岡公演。当時のこと何故か凄く覚えています。この日私は友人との予定が入っていました。その予定はワンマン日程が出た後に決めたもので、予定を決めた当時はまだそこまで泉に引き摺り込まれておらず、別にわざわざ福岡まで行かなくてもいいよね、近隣の数箇所でも数行ってる方じゃん、と思っていました。ただその予定が近づく頃にはまさかの泉に引き摺り込まれている事態に陥っており、福岡公演に行きたい欲がざわざわと沸いてしまっていました。でも福岡まで行く交通費代や宿代、友人との予定をリスケするのはなぁ...という想いから結局福岡公演は諦めました。

 そして当日。福岡公演終演後のSNSを見ているとなんとダブルアンコールがあったという情報を目にし、えぇ...嘘でしょ...そんなことあるの?と驚愕しました。そしてその追加された曲が、そうですファンキー⭐︎ミュージックです。くるミッチー後ハマりにハマってずっと聴いてた曲。あの時は踊れなかったけど今ならサビくらいは踊れるようになった曲。まさかこのタイミングでダブルアンコールとして追加されるとは夢にも思っていなかったです。私が普段参加してる某バンドではセトリが変わることや追加されることはほぼ無いのでそういうことが起こりうるのか...と驚愕したのを鮮明に覚えています。

 この福岡公演ダブルアンコールをきっかけに私は、「出来る限りで全通」と心に決めました。まあそうは言っても全通なんて社会人なんだし平日は休めない確率の方が高いし無理なんたろうなぁとは思ってましたがこのお話はまた今度いつか...。

 そんなこんなでファンキー⭐︎ミュージックを聴ける機会を一つ逃した私は、福岡の次の公演である金沢には参加予定だったのでそこで聴けるのを期待し、サンダーバードで金沢に向かいました。(余談→500人ベイベーで、後ろが壊滅的発言があったり、なんちゃっておじさんが爆誕した金沢公演懐かしい。)そしてついに念願のダブルアンコールとご対面。あのイントロを期待してもう既に半べそ気味の私、流れてきたイントロは......炎上でしたそうですバーニングなラブなやつです。盛大にズッコけたこと、脳内でいやそっちかい!と全力でツッこんだこと鮮明すぎるくらい覚えています。でもこの時の私は炎上を生で聴くのが初めてだったのでがっかりはしつつも、めちゃくちゃ嬉しくて自分がこんなに自己解放して踊ることが出来るのかと感じたことも鮮明に覚えています。

 そしてついにその日が来たセミファイナル大阪初日。この日は幸運なことにお譲りしていただいたチケットが3列目でした。初めて間近でミッチーさんを見て脳内が完全にキャパオーバーしたり、これはもう鉄板の事件ですがcrayzでキュンですしたらキュンですし返してくれたりなんかりしたり。そしてアンコール明け、上手側だった私は袖から歩いてくる姿が早めに見えたのですがなんとそこにはシャア衣装を身に纏ったミッチーさんがいました。あの時のあの興奮は忘れられないです。誰よりも早くぴょんぴょん舞い上がって手を振って反応してしまった自信があります。そしてそうこうしてるうちにあのイントロが鳴り響いたのです。

 ついにご対面。もう来るなら(セトリ入りするなら)ここしかない、明日(ファイナル)は正規のセトリだろうと思っていたので身構えてはいたのですがいざ本当に来ると絶頂で脳が焦げました。ッッッハッッと少し声が出てしまったと記憶してます...。憧れて憧れて仕方のなかったこの曲、くるミッチーの時は手拍子で聴いてただけだった曲、その後ハマりにハマってなんとかサビと間奏部分だけでも形にしたくて過去映像見て自分なりに形にしようと頑張った曲、約7ヶ月を経て再会できた喜びは言葉に表せないくらい嬉しくて嬉しくて嬉しかったです。シャアなミッチーさんというだいぶ特殊な形での再会となったのは夢にも思ってはいなかったですが、とにかくもう一度聴けて良かったと心底思えた瞬間でした。

 そんなこんなでご対面から月日はさらに流れました。その間にゆくくる2021・GROOVE CIRCUS2022・ゆくくる2022が開催されました。そのどれもにこの曲がセトリ入りすることはなく、次はいつ聴けるのかと今か今かとその日が来るのを待っていました。

 そして踊って!シャングリラ2023開催決定。ツアータイトルが発表された時真っ先に浮かんだのはファンキー⭐︎ミュージックのこと。このタイトルからしてこれはもうほぼ確でセトリ入りするんじゃないかと期待に胸を膨らませていました。ほぼ確を信じて、冒頭にもあったように約1ヶ月間レッスン動画を元にテレビの前で練習する日々を過ごしました。壊滅的にセンスのない私は1週間かけてやっと形になれたかな?と思えるようになり継続は力なりを実感しました。そしてベタに腕が筋肉痛になりました。

 そして三郷初日。ついにツアーが開幕する喜びで胸がいっぱいの中、一曲目のイントロをまさに生唾飲み込みながら全集中して待機していたらまさかのあのイントロが。幻聴か?そんな都合の良いことあるのか?と一瞬でいろんなことが脳内に過ぎって、少し呆然としながら、でも口角が上がりっぱなしで少しウルウルもしながら喜びと嬉しさと感動でいっぱいいっぱいになりまたした。

 全12公演、12回のファンキー⭐︎ミュージック。あれもそれもこれもどれも全てが夢見たいなひとときでした。イントロが鳴り響いた瞬間、回数を重ねても慣れることなく新鮮に心のトキメキが止まらなかった日々。数回に一回は、 生のドラムに胸が熱くならなかったり音符マークはお金になったり(振りに関して)、 五千紙に並ぶ〜 で振りをしてる同士を見つけて嬉しくなったり、ファイナルにして歌詞出てこなくなる人いたり...。

 次この曲に再会できるのはいつなのか分からないけれどその時にその場にいれますように!またで会えるその時まで!勿体ぶらないで次のゆくくるでもいいんだよ?!ちゃお!